下町銭湯物語。
僕銭湯好きで銭湯しょっちゅう行くんですけど、
こないだも仕事終わってシャンプーやら着替えやらをリュックサックに詰め込んでしていそいそと出撃。
「ういー。極楽じゃー。」
ってなもんで湯船に浸かってたらスキンヘッド&ヒゲ面の方が突入して参りまして。
「ヤクザだ!」
僕の中の高感度ヤクザレーダーがピピンと反応。
「目を合わせると、殺(や)られる…!」
武丸に睨まれた鬼雷党のケージの如く即座に目を逸らす僕。
ヤクザの背中にはこれまた見事な般若様が。
下町だからかなのかどうかは知りませんが、
割と刺青に対して寛容なのか、ちょくちょくこういう人達もご来店されるわけでありまして。
そういう時はいつも、空気のように、何の存在感も出さずにひたすらお湯との同化を試みるわけでありますが、
その日も同じように湯船に浸かり続けておりました。
そしたらそのハゲヤクザが僕の湯船の隣にある洗い場に腰かけてガッシガッシと豪快に体を洗いはじめ、
その姿が僕の視界の隅に入って来るのです。
それでもそのままお湯に浸かっていると、今度はガッシガッシと、これまた豪快に頭を洗いはじめ、
そのガッシガッシがあまりにも長いもんだから、
「おいおい、ハゲの分際で何を念入りに洗ってやがんだよ…。お前なんかコップ一杯頭から水かぶれば済む話だろ…?」
とか思ってチラッとそっちの方向を見ると、
やっぱりガッシガッシと豪快に頭をこすっていらっしゃる。
ただし、右手に持ってるのがカミソリ。
「剃ってる!!」
思いがけず「ヤクザが風呂場でハゲ頭の手入れ中」という、オモシロ光景に出くわし、
ついつい見とれる僕。
なるほど…、ああやってハゲ頭の手入れをするのか…、なんて風に眺めてたんですけど、
そのガッシガッシがもうほんと尋常じゃない勢い。
「あんな勢いで剃ってたら危ないだろ…。よく怪我しないなぁ。」
とか思ってたら、後頭部から思いっきり血が出てた。
「やっぱり!」
なんて思わず噴出しそうになる僕。
気にせずに剃りまくるヤクザ。
つーか後頭部だから見えて無いっぽい。
血が出てる所も気にせずガッシガッシいくもんだからどんどん血が出てくる。
もう面白くて面白くてこれ以上見てたらあかんわ、とか思って目を逸らしかけた時に、やっとヤクザがお手入れを終了させましてですね。
丁度僕の対面の湯船に背中向けて漬かるわけです。
その後姿がどう見ても「怪我したチンポ」なんですよね。
そりゃ笑うなって方が無理ですよ。
思わず噴出して、「やべぇ!」とか思って慌てて顔をそむけたら、
隣でお湯に浸かってたおじいちゃんも不思議そうな顔してそのチンポを眺めててね、もうね、死ぬかと思いましたね。
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2008年05月16日 | 日記 | トラックバック:0 | コメント:4