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僕とおっさん。




僕とおっさんが出会ったのはとある週末の夜だった。
会社の上司に連れられて、ビール、焼酎、ウイスキーにブランデー。
しこたま飲まされた僕は朦朧とした意識のまま、
駅から自宅までの道のりを千鳥足で歩いていた。
いつもの路地に差し掛かったころ、
少し酔いを覚まそうかと思い、立ち止まって深呼吸を一回。


…何かに見られている気がする。


最初は気のせいかな、と思った。
ふとその方向に目をやると、
電信柱の陰に隠れて、スーツ姿のハゲ散らかしたおっさんが僕を真正面からじっと見ていた。
どことなくソフトバンク社長の孫正義に似ている。


今日は飲みすぎたかな。


おっさんの幻影を打ち消すように、頭を振ってまた歩き出そうとしたその時。

「オイッス!」

おっさんが僕を見据えたまま鳴き声をあげた。

「オイッス!」

もう一度。

ここで確信。
幻影なんかじゃない。間違いなくおっさんはそこに居る。

酔っ払った勢いもあったのかも知れない。
僕がおっさんの方に手を差し出すと、
おっさんはじゃれるように僕の手にハゲ頭をこすりつけてきた。


「どうした?捨てられたのか?」

「オイッス!」

「酷いやつも居るもんだなぁ。」

「オイッス!オイッス!」

おっさんは狂ったようにハゲ頭をこすりつけ、
ポケットから名刺を差し出そうとした。

「あ、名刺はいいから。」

僕が静止すると、またおっさんが嬉しそうにハゲ頭をこすりつけてきた。
この人なつっこさを見ると、やはり一度どこかの飼い主に飼われていたおっさんなんだろう。

「捨ておっさんか…。」

満面の笑顔で僕にハゲ頭をこすりつけるおっさん、
それを眺めている内、僕は一つの決断をした。



「一緒に帰るか?」


「オイッス!」


こうして、僕とおっさんの共同生活が始まった。



???



「で、この後、首輪して散歩させてたら同じように散歩中のOLに出会って恋に堕ちたりですね、最終的には主人公が癌で死んじゃうんですけど、おっさんもその後を追うようにエサを食べなくなって死んじゃうんですよ。」

「へぇ。おっさんのエサは何なんですか?」

「枝豆。」



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2008/08/22(金) 17:10:15 日記 トラックバック:0 コメント:4
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コメント

なぞやーーーー!
  1. 2008/08/23(土) 06:36:42 |
  2. URL |
  3. ? #-
  4. [ 編集]

おっさん可哀想に…(泣)
  1. 2008/08/24(日) 08:36:49 |
  2. URL |
  3. " 0 " 0 " 0 0 #-
  4. [ 編集]

途中までは面白かったんだけど、オチがイマイチだったんよ。
がんばってね。
  1. 2008/10/21(火) 19:27:14 |
  2. URL |
  3. " 0 " 0 " 0 0 #-
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2013/07/28(日) 12:51:16 |
  2. |
  3. #
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